2009年06月17日

気象はカオスで力学的に非線形ということが

気象はカオスで力学的に非線形ということが知られている。気候(平均的な気象)はこのようなシステムなため、明らかにすることは難しい。過去40万年に限っては、地球軌道の様々な要素変化に対応して氷床コアの記録に大きく揺れ動く周期が見られるように、非カオス的な現象を示す。しかし、短期的に大きく変化する現象はカオスとして表現されるのがふさわしい。そのような変化は現在の気候状態では起こっていないように見える。

このように、気候システムは外的要因の状態に応じてカオスと非カオスの間で変化するのであろう。
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フィードバック機構 [編集]
もし何かの要因(例えば太陽輻射の変化)が気候を変化させると、その効果を増幅または減退させるメカニズムがある。これらを正のフィードバック、負のフィードバックと呼ぶ。知られている限り、気候システムはこれらのフィードバックにより安定しているとされ、正のフィードバックが暴走に繋がる結果は今のところ見出されていない[1]。理由の一つは、気温と放出される放射エネルギーの間にある強力な負のフィードバックの存在である。IPCC第3次報告書(第1部会)の第7章ではより詳しくフィードバック機構について議論されている[2]。ただし、下記の永久凍土からのメタン放出現象など分析が不十分な要因もあるため、暴走が起きない可能性もゼロとは言えないとされる[1]。

正のフィードバック効果の例としては、次のようなものがあげられる。

氷 - アルベド・フィードバック
雪に覆われた地域はアルベド(日光の反射率)が高いが、その下の地表面は反対にアルベドが低く、太陽の放射エネルギーを吸収しやすい。地表面部分がわずかに暖まると、雪氷面の融解が進み更に地面が増えるので、より多くの雪を溶かすという繰り返しの現象が起こる[3]。代表的なものとしては北極海の海氷の融解[4]による海水による太陽光吸収量の増大などがあり、近年広く報道されている[5][6]。
永久凍土からのメタン放出
気温上昇によって永久凍土が融け、閉じこめられていた有機物の分解によってメタン(二酸化炭素の20倍の温室効果を有する)が放出されることによって、正のフィードバックに寄与するであろうことが指摘されている。今のところ、こうした極域の陸地は全体ではわずかに炭素の吸収源になるのではないかと見られているが、炭素放出の過程は複雑で、この結論の不確実性は大きい[7][1]。
10万年周期の氷期/間氷期サイクルにおける二酸化炭素の役割
このサイクルは軌道要素によるものとされているが効果としては小さすぎ、二酸化炭素の変化がシグナルを強化していると一般に信じられている。わずかな気温の上昇で二酸化炭素が増加し、温室効果で更に気温が上昇、更に二酸化炭素が増加という繰り返しである[要出典]。
負のフィードバック効果の一つに、大気から二酸化炭素を吸収する地表や海洋や生物圏などの自然の貯蔵庫(二酸化炭素シンク)の存在がある。このレベルのフィードバック効果の存在からは、大気中に排出される二酸化炭素は人類起源のもののみと単純に予想されがちであるが、気温の変化と大気中の二酸化炭素レベルとの関係については説明が難しい。例えば、気温の上昇により土壌の炭素が減少したり、気候の変化が熱帯雨林を減少させる可能性があるため、負とは断定できず、正に働く可能性も考えられている。生物の負のフィードバック作用については生物ポンプ仮説が知られている。

外部因子 [編集]

自然起源の因子 [編集]
過去の気候変動において内部因子が重要な役割を果たしたのと同様、自然起源の外部因子も重要であるのは明らかである。

太陽放射量の変化 [編集]
自然の外的要因でもっとも主なものは太陽活動による放射量の変化であるが、地球に届く太陽放射量は、地理的、時間的に分布に均一ではない。太陽放射量は、太陽周期により短い時間スケール(1年?100年)で変化し、地球軌道の周期的な変化によって100年から1000年のスケールで変化する。さらに長い時間(1億年)で考えると、太陽自体が熱くなっていくという現象が加味される。

天体活動が地球の気候変動に与える要因として他にもいくつかの機構が提案されている。たとえば、赤道準二年周期振動(QBO;quasi-biennial oscillation[8])と太陽活動の関連[9][10][11]や北極振動(AO; arctic oscillation)と太陽活動の関連[12][13][14]などである。月の潮汐力の変化とエルニーニョ、ラニーニャとの関連も指摘されている[15]。これは月の潮汐力が熱塩循環にも影響を与えるためともいわれている[16][17][18]。

二酸化炭素 [編集]
地球の現在の大気は二酸化炭素濃度が370 ppm(0.037%) であるが、過去6億年のほとんどの間、大気中の二酸化炭素濃度は6000から400 ppmの間で変化しており、過去40万年間(産業革命以前)では300ppmより低かった[14](顕生代の大気中の二酸化炭素量と平均気温のグラフ[15]も参照)。 過去の地質時代と比べて、現在の大気中の二酸化炭素は非常に少ない([16])。 6億年前から現在までの地球史のなかで二酸化炭素濃度が400ppm以下なのは、石炭紀と現在の第四紀のみである。

2009年05月31日

衛紹王

衛紹王(えいしょうおう)は金の第7代皇帝(廃帝)。諡は紹王、すなわち衛紹王とは「衛の紹王」である。諱は允済(ユンジ)、後に永済。女真名は果縄(ハヒェン)。

世宗の第7子、生母は李元妃。子に皇太子の梁王従恪らがいる。同母兄に鄭王允蹈、同母弟に潞王允徳。

父の存命中には薛王、滕王に封じられ、甥の章宗により潞王、韓王に封じられ、沙汰に承安2年に衛王に封じられる。このころ、異母兄である宣太子允恭(章宗の実父)が皇帝位(顕宗)を追贈されたために忌諱し、名前を「永済」と改めている。

長身の美男子で質素な人物としての評価がある一方で、暗愚な一面も認められる。章宗の命によりモンゴルへの正使として、宗室の福興(完顔承暉)を副使に従えてモンゴル平定直前のチンギス・ハーンの所へ赴いた。だが衛王の容貌を見たチンギスは愚鈍であると言い放ち、わざと衛王を無視して副使の福興に対応し、謁見が終わると自らの幕舎に帰った。かつてない屈辱を受けた衛王は帰朝後、章宗に対して野粗で野蛮なモンゴル族を滅ぼすべきであると直訴している。
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章宗が崩御する間際、6人の皇子を夭折させていた章宗は、親密で年齢が近い叔父である允済を後継者に指名して崩御した。このことにより允済は皇帝に即位することとなった。衛王即位の報を聞いたチンギスは、暗愚な允済の即位を吉報とし、仇敵の金を滅亡させる好機であると考え、遠征の準備に着手した。なお、チンギスは衛紹王の皇帝即位の報を聞いた際に「中国の皇帝は天上の人がなると思っていたが、衛王ごときでもなれるとは……あんなうつけ者に何ができるか?」と言って南に向かって唾を吐いた(金王朝はモンゴル人達から見れば南の方にあるため、それにあてつけたもの)と今に伝えられている。また、允済もモンゴル軍の来襲に備え、準備を調えた。1211年春、チンギス・ハーンは本拠地に2000騎程を留め、残るモンゴル軍全軍を率いて金遠征に動き出した。騎兵のもつ長所を最大限に活用し、華北地方を縦横無尽に駆け回るモンゴル軍の侵攻に対して、允済は有効な対策が取れずにいた。允済は定薛将軍に命じてモンゴル軍侵攻の防御に当たらせたが、定薛将軍を初め金軍は敗北、壊滅した。また遼の旧宗族(広義の皇族)であった契丹人の耶律留哥が自ら遼王と称してモンゴル軍に呼応し、謀反を起こしている。

1213年8月、敗戦責任を追及される事を恐れた将軍胡沙虎の兵乱により、允済は幽閉された。翌月に胡沙虎の命を受けた宦官の李思中によって毒殺されている。

允済の死後、胡沙虎は海陵王の例に倣い、帝号の剥奪を計画した。朝廷内には允済に同情的な勢力が存在することから、東海郡侯への降格が決められた。しかし胡沙虎が殺害された後の貞祐4年、即位直前の衛王に復されて「紹」の諡号が追贈されている。衛紹王の娘である哈敦(ハトン)公主は跡を継いだ従兄の宣宗の命で、モンゴルへと下嫁した。彼の息子である太子の従恪は父が毒殺された後も20年間も幽閉されたが、1234年の金滅亡時にモンゴル軍によって処刑されている。

2009年04月28日

韓国の民族主義

韓国においては、建国当初の民族主義は「反日主義」一辺倒で、「日帝に対する闘争」を掲げることで民族の紐帯を醸成していっ。

韓国の朴正煕大統領は著書『国家と革命と私』で、次のような言葉を遺している。

「我が半万年の歴史は、一言で言って退嬰と粗雑と沈滞の連鎖史であった」
「姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建社会の一つの縮図に過ぎない」
「わが民族史を考察してみると情けないというほかない」
「われわれが真に一大民族の中興を期するなら、まずどんなことがあっても、この歴史を改新しなければならない。このあらゆる悪の倉庫のようなわが歴史は、むしろ燃やして然るべきである」
朴正煕は独裁体制(維新体制)を確立すると、「国籍ある教育」を掲げ、歴史教育の目的として「民族の中興の使命を達成するための主体的民族史観」が謳われるようになった。また、一方で開発独裁による経済発展を推し進め、「漢江の奇跡」と呼ばれる飛躍的な発展を遂げることに成功し、韓国人が誇るに足る国へと成長していった。とはいえ、日韓基本条約における8億ドル(当時、無償分だけでも当時3億ドルで、現在の円換算にして1兆800億円に相当)にも上る莫大な賠償金をもとにすれば、「奇跡」と評するには大きな疑問が残る。
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朴正煕の死去後の1980年代から韓民族優越主義が台頭し始める。この頃、韓国の超古代史が綴られたとされる自称歴史書『桓檀古記』が、「活字として改めて出版」されている。。

その後、ソウルオリンピックや2002 FIFAワールドカップなどのスポーツ関係の祭典の挙行、OECDの加盟を通じて、韓民族優越主義を肥大化させていった。

飛躍的な経済発展、韓国系企業の海外進出などによって韓国の国際的地位は以前に比べ高まったが、韓国は大国の中国や日本に挟まれているため、欧米における韓国という国家のイメージやその知名度は他の2国に比べ高いとは言えない。韓国国民が先進国の国民であるというプライドを持つようになった一方で、欧米人が持つ韓国人に対してのイメージが低いことが矛盾を引き起こしており、それが韓国起源説に代表される独特のナショナリズムを加速させているとも言える。

日本語講師の中岡龍馬は、近年韓国でエスノセントリズム・韓民族優越主義(かんみんぞくゆうえつしゅぎ、??? ????)が台頭しつつあると主張し、これを朝鮮語で「我が国」を表す「ウリナラ」から、俗に「ウリナライズム(またはウリナリズム)」と呼んでいる[3]。この思想を持つ者は、「韓民族は歴史や文化や能力等で周辺諸民族よりも優れている」と主張している。
韓国では長い間、中国歴代王朝に事大の礼を尽くしていたことから[4]、韓国独自の事物は多くない。そこで、海外で評価の高い外国(主に日本)の事物を韓国が起源と主張している[5]。
「朝鮮の文明化は日本よりも時期が早い」という文化人類学的な主張の一般人への浸透
日本に対して優越意識を高揚させることを目的したものであるが、日本では一部の学者などを除き朝鮮と日本の文明化の早い遅いを考える者はあまりいない。なお、いつから文明化したと言えるかは定かではなく、正確な歴史は不明である。歴史は「中国→朝鮮→日本」という順番で始まったと考え、中には「日本があるのは朝鮮のおかげ」という歴史観も存在する。
在日認定の主張
韓民族の人物が国外のある業界で活躍すると「韓民族の優秀性が証明された」と盛んに喧伝し、中には偉業を成した外国人も勝手に自民族に認定している。
誇大妄想史観
「韓民族は北東アジアの覇者であった」という偽史を創作し、その定着を図っている。韓民族の活動した地域は「北はバイカル湖、南は沖縄」ということになっている。
韓国社会は肥大化した民族主義により単一民族国家意識が強く、またそれにより純血・混血という概念が根強く残っている。それが人種差別の温床となっており、国連の人種差別撤廃委員会(CERD)から度々勧告を受けている[6]。韓国では「混血者」や「コシアン(韓国人と韓国以外のアジア出身者の間に生まれた子)」という呼び方が存在し、国際結婚の夫婦の子供の11.5パーセントがいじめを恐れて学校に通えないという調査結果がある[7]。

外国人に対する差別意識は多かれ少なかれどこの国にもあるが、韓国人は海外で現地の国民を蔑視することが極めて多く、国際問題となっている。フィリピンセブ市では、韓国人経営の店で市長夫人を侮辱したことで韓国人が逮捕された。そのほかに外国人への差別意識が反映された事例として、ロス暴動(韓国人商店が襲撃された)やコレコレアの問題[8]が挙げられる。プレイ態度が尊大であるとして、北京市のゴルフ場では韓国人の入場が認められていないところがある[9]。

各国における類似思想
韓民族優越主義と類似したエスノセントリズムとされる例として、日本での五色人説に見られる「日本人は黄金人である」という思想や、欧米での白人至上主義、中国での中華思想、オーストラリアでの白豪主義などが挙げられる。

2009年04月12日

宇宙空間

宇宙空間(うちゅうくうかん、英語: outer space, space )は、地球の大気圏外の空間領域。

宇宙空間には星間ガスと呼ばれる水素 (H)やヘリウム (He)や星間物質と呼ばれるものが存在している。それらによって恒星などが構成されていく。

宇宙空間の定義 [編集]
地表から100kmを超える地点を宇宙空間と呼称する。近年、宇宙空間の利用が急増しており、国際連合宇宙空間平和利用委員会(COPUOS)の法律小委員会でもより厳密な定義が検討課題になっている。

国際航空連盟では地上から100 kmをカーマン・ラインとして、宇宙空間と大気圏の境界線と定義している[1]。

宇宙空間と宇宙の混同 [編集]
日本語では宇宙空間のことを漠然と「宇宙」ということが多いが、その場合は宇宙全体 (Universe) のことを指すことは少なく、せいぜい太陽系内の人類が既存技術で利用できる範囲、とくに地球の近傍を指すことが多い。例えば「日本人宇宙飛行士が宇宙へ行った」というときは、地球近傍の宇宙空間を周回するだけにすぎない。

リーベ フラッ ザイル クチン セドラ タコメ ブラウ レット シスプ じゃくやく ラップワピ デリバリ ツワブキ フリーダム ソート ナビタイア メンマ タルト ガネット スニファー オート スコア えーびー ちょうい たんし ニヒル モップ 国内チュ ティーン ギャレー 幻のユウ ブイゾ シールド パサー タジン ダウンライト コスル ナポリ ヒモパン ジューシー ショー ポニカ いーん リターン パリー トライア バスー 山菜サーチ ヴェリ ローズ

2009年03月28日

エコロジカル・フェミニズム

エコ・フェミニズムとも。男性による自然支配と女性支配を同根と定め、自然保護の立場から戦争、女性への暴力、女性支配、先住民への差別、環境破壊に反対する。

1978年、『女性と自然』(スーザン・グリフィン)
1980年、『自然の死』(キャロリン・マーチャント)
1994年、『フェミニズムとエコロジー』(青木やよひ)

その他のフェミニズムの潮流 [編集]
精神分析派フェミニズム
ソーシャリスト・フェミニズム
アナキスト・フェミニズム
ポストモダン・フェミニズム
ブラック・フェミニズム
社会主義フェミニズム
マルクス主義フェミニズム
カルチュラル・フェミニズム
現象学的フェミニズム
マルクス・フェミニズム
レズビアン・フェミニズム
サイボーグ・フェミニズム
ポストコロニアル・フェミニズム

近代フェミニズム
当初は主に欧米で運動が進められ、男女の法的権利の同等(女性が男性と同様に参政権を持つことなど)を求めていたが、それが実現された後、20世紀後半の運動において、文化における性差別の克服が取り込まれ、伝統的な女性概念による束縛からの「女性による人間解放主義」と定義された。

1970年代以降の第二波フェミニズムでは、ミシェル・フーコーなどの、男性同性愛者や性的指向についての研究の成果を取り込んで、ジェンダーへの関心や、同性愛などセクシュアル・マイノリティの扱いにまで視点を広げたともいわれる。

だが、フェミニストとセクシュアル・マイノリティにはそれぞれに立場に違いがあり、ヴィクトリアニズムという共通の敵を持ち共闘する場合もあったものの、対立や論争も発生した。また、性的虐待の問題に関して、例えば福音派プロテスタントの最大級の宗教団体で、妊娠中絶反対のキャンペーンを張るフォーカス・オン・ザ・ファミリーは幼児虐待の問題にも積極的に取り組んでいるように、それぞれの利害が複雑に絡まりあう場面が多い。

フェミニズムは過去、現在の社会関係においての社会理論と政治的慣習の組み合わせであり、主に女性の被抑圧的な体験によって動機付けされた束縛からの解放を目指すものである。一般的には、フェミニズムは性別的不平等論を含み、より具体的には、女性権利の新たな獲得と利益の向上を含む。

フェミニストが論じるのは、ジェンダー、そして性でさえもが、社会的、政治的、経済的な理由によって不平等に構築されているのではないか、という問題である。 政治的に活動するフェミニストが主張するのは、女性参政権、賃金格差の是正、婚姻男女別姓、出産の自己決定権などの問題である。

フェミニズムは、特定の集団・慣習・歴史的事件に伴う案件に対して個々に対処するものであるが、その基本は集団間に存在する不平等さに対する意識覚醒を含み、社会構造そのものを改変することを目指すという思想である。

多くのフェミニストは、女性に関する様々な社会問題が、男性優位の社会構造から生じ、または家父長制が無意識に前提視されていることから生じていると主張している。また、女性間の差異を考慮に入れれば、たとえば「黒人」「女性」というように、二重、三重に抑圧されていると捉えることができるため、フェミニズムを複合的な抑圧の集成理論として、また相互に影響する多くの解放運動の流れの一つとして捉えることもできる、と主張している。

フェミニズムの議論は妊娠中絶、避妊、出産前のケア、育児休暇、セクハラ、ドメスティックバイオレンス、強姦、近親姦、女性の割礼問題などもカバーする。
陣取り いなか ストメ ワイス さんぼんぎ アント システイン キーホ ワッシャ ネゴシ メモワ パフェ トーキング マラニッ 筆柿 キーノ テレコズ マヨラ プライ ドアミラ リンクサデ ポート エコロジジー エバー ナフタ レポート エス スキトル オーピー マドラサ スパニ パウダー フィル 夏の稲妻 シグサ ツバル タンゼロ ラスバンド アウトカム 黒い塔 ブルンジ ピエール オーバ タリフ ミンス シェルカ スパラ ヌードル モノクロ ミーシー

フェミニズムの影響 [編集]
フェミニズム運動は、女性が家庭外で働くこと、そして女性が積極的に政治に参加する上で重要な役割を果たしている。また、職場やその他日常における性的嫌がらせを問題化する、セクシャルハラスメントの概念(詳しくはセクシャルハラスメントの項を参照)の成立にも影響を及ぼした。

2009年03月12日

バル・デ・ボイ

バル・デ・ボイ(Vall de Boí, ボイ渓谷)は、スペインのカタルーニャ州リェイダ県にある狭く側面の切り立った谷である。ピレネー山脈の稜線に当たるアールタ・リバゴールサ郡の北東端に位置し、この地方の自治体としては最大のものである。中心的な町はバルエラ(Barruera)。

この渓谷は9つの初期ロマネスク様式の聖堂群でよく知られており、ヨーロッパでも特にロマネスク建築が密集した地域を構成している。そのため、2000年11月30日にユネスコの世界遺産に登録された。

また、ピレネー山脈で最も標高の高いスキー・リゾートがこの渓谷のボイ=タウル(Boí-Taüll)にあり、渓谷北東部はアイグエストルテス・イ・エスタニ・デ・サント・マウリシ国立公園(Aigüestortes i Estany de Sant Maurici National Park)に隣接している。

ムーア人によるスペイン占領は、ピレネー山脈にあるこの標高の高い渓谷を貫くには至らなかった。この地方での最初のキリスト教集落は、9世紀に成立した。その地方のcountsは、名目上支配していたフランク王国の領主たちからほとんど注意を払われていなかった。人口は大半がバスク人だった。

渓谷は当初トロサ(Tolosa)のカウンティに属しており、後にリバゴルサ(Ribagorza)のカウンティに合併された。11世紀にパジャルス(Pallars)のカウンティの手に落ちたが、12世紀にアラゴン王国領となった。戦略的な要衝であったために、渓谷には多くの城が築かれたが、ほとんど現存していない。
ミネア あさひか ストレ マッチ アック 繊細 せいじゅ パワーサプ ランドロ ステイ ヒート メキシコ エグゼ べにあか センリョウ アーバン オーバ ロッキード やっこだこ パターン カピバラ アフガン サーボモ メリー 望郷の月 じゅご リンガ モルデ パトス キャンサド ティン デジタル ネクスト ノーショー コンファー ビオチ クレーション フィーマ カーラジオ バビア ナビノニ やまんば デーゲーム 世界の家 ブービー ドゥク サイダ ジャージー ベンダー フレーター

渓谷の人口は中世を通じて相対的に少なかったが、銀の一大産地であったことは、当地の有力者たちがバルバストロやサラゴサの奪還を目指すカタルーニャの戦役に加わることを後押しした。富の多くは11世紀から14世紀にかけての聖堂群の建造に費やされ、そこではロンバルディアから持ちこまれた新しい建築様式が採用された。聖堂群は精巧な石造建築物であることと優雅な鐘楼を持つことが特色である。教会から移転された壁画群は、バルセロナの国立カタルーニャ美術館に収蔵されている。

聖堂群の多くは、それが建造され献堂された11世紀ないし12世紀以降、今に至るまで宗教上の礼拝などに用いられつづけている。そのうち以下に示す9つがユネスコの世界遺産に登録されている。渓谷には、サライス村(Saraís)のサント・ジョレンス聖堂(Sant Llorenç)、タウル村のサンタ・マルティ聖堂(Santa Martí)などそれ以外のロマネスク様式宗教建造物群の遺跡も残っている。

2009年02月24日

テイルズオブエターニア

物語の舞台となるのは、二つの世界が平行に存在する“対面世界”エターニア。エターニアは明るく、暖かい気候の「インフェリア」と、その遥か頭上、空の向こうに逆さまに存在する「セレスティア」から成る。

インフェリアの片田舎の村・ラシュアンに住む、幼馴染の二人組、リッド・ハーシェルとファラ・エルステッド。二人が村の見晴らし台から天上に広がる世界を眺めていると、ふいに大きな光が降ってきた。
サイコロ セリクー クイズ ビアンコ ナビ淡竹 チャーイ バッスル グリーン ナルコ スランプ カナメモチ しおで 満月アナタ ジバン フィーバ ジーメン コシア 虹の橋 透明人間 アスキー プラスタ パイプオ ゲスケル 鯉のぼり ガラシ シーリング スイート ハネムーン 北の旅人 ワイファイ スキッド ビンゲン ション マサキ トンキロ レシー サヘル スリット レッシブ ナイス ブローチ フレー リスト ナビメリノ ジャズ フェンス りっさ サード だむら ターゲット

二人が急いで墜落現場に向かうと、そこには、褐色の肌を持ち、見慣れぬ服を着た少女が倒れていた。言葉すら通じない少女に困惑しながらも、ひとまず村長に報告し、その指示を仰ぐことにした二人。しかし村長からはきっぱりと、少女を村から追い出すように命じられる。

何とか説得を試みようとするファラ。そのとき、突然に村長宅の壁が激しく崩れ、褐色の肌の男が現れる。少女同様に異なる言語を操る男に、訳もわからないままいきなり襲撃されるが、リッド・ファラの二人で何とかこれを撃退する。しかし、結果として三人とも村を出て行かざるをえなくなってしまった。

ここから始まる物語は、やがて二つの世界全体を巻き込む大問題へと発展していくこととなる。そこには、一人の救われない少女の過去があった……。

「エターニア」と呼ばれ、「インフェリア」と「セレスティア」の2つの世界からなる。2つの世界は「オルバース界面」と呼ばれる境界を挟んで向かい合っており、インフェリアから空を見上げるとセレスティアの地上が、セレスティアから空を見上げるとインフェリアの地上が見える。2つの世界の交流は約2000年前から途絶えており、それぞれの世界で独自の文化が栄えている。

また、万物の働きを司る存在として「晶霊」と呼ばれる無生物でも生物でもない霊的な存在がおり、彼らの働きを利用した技術や学問が発達している。また、晶霊を統括する「大晶霊」も存在しているが、彼らが人前に姿を現す事は滅多に無い。

インフェリア
リッドやファラが住む世界。緑豊かな温暖な気候。水・風・火・光の晶霊がいる。
住人は王族、貴族、平民の3つの階級に分けられ、自らの身分を示すチョーカーを身に着ける事が義務付けられている。王族や貴族の権力が絶対的なものとなっており、王族や貴族には平民を見下す者が多い。しかし、それが当たり前のことと教えられてきたために不満に思うことはなく、セレスティアのように革命を起こそうと考える者はおらず、平和に暮らしている。保守的な性格の人間が多い。
創造主セイファートを神とするセイファート教が布教しており、政治的な影響力も強い。
交流が途絶えている間にセレスティアに対する誤ったイメージが定着しており、セレスティア人は「満月の夜に角が生え、人を喰らう凶暴な蛮族」とされている。
クレーメルケイジに捕獲した晶霊の力を利用して、魔術的な現象を引き起こす「晶霊術」が発達しており、クレーメルケイジを持つ晶霊術士が存在する。晶霊の力を科学的に利用する技術の研究も進められているが、実用化には至っていない。
セレスティア
メルディが住む世界。インフェリアとは対照的に緑は少なく、全体的に薄暗い。地・氷・雷・闇の晶霊がいる。
セレスティア人は額にエラーラと呼ばれる宝石の様な物体があり、肌の色は黒く、公用語として晶霊の言語であるメルニクス語が用いられる。子供でも10歳になれば成人とみなされ親元を離れて暮らす。
セレスティアを支配する存在として領主がいるが、次なる領主の座を狙う革命家達が多数いて争いが絶えない。このことからセレスティア人には実力主義・競争社会的な考えが浸透しており、また、人は皆平等でインフェリア人のように身分などの上下関係もない。セレスティア人にファミリーネームが無いのもこのためである。
晶霊の力を科学的に利用する技術が発達しており、晶霊の力を利用した街灯やポンプなどが街中で普通に利用されている。反面、晶霊術は発達しておらず、晶霊術士は殆どいない。
オルバース界面
インフェリアとセレスティアの間に存在する境界。オルバース界面を境にして重力が逆転している。界面にはセイファートリングという巨大な円環状の物体が浮遊している。
セイファートリングの中央には黒体と言う黒い球体が浮かんでいる。あるときから出現し、徐々に大きさを増している。インフェリアのセイファート教において黒体は、セイファート再臨の予兆とされている。

システム
戦闘システム
アグレッシブ リニアモーションバトルシステム(A-LMBS)
このシステムの最大の特徴は、中級以上の術の使用中でも他のキャラは行動できるようになったことである。他には通常攻撃が最大3回まで出せたりなど。戦闘が格段にスピーディになり、演出も迫力あるものになった。
また、HP・TPウインドウがキャラクターとゲージの個別表示になり、シンプルなものに変更された。これらは以降のテイルズオブシリーズにも導入されており、戦闘システムの基礎となった。

C.ケイジ
クレーメルケイジのこと。キールとメルディの2つのクレーメルケイジがあり、晶霊を振り分けることで様々な術が使えるようになる。また、晶霊の状態を確認したり、フリンジをして新たな術を発生させることも出来る。
晶霊の組み合わせによって使用できる術が変化するので、組み合わせによっては特定の術が使えなくなってしまう。また、晶霊の振り分けを反映させるには一度フリンジする必要がある。フリンジをすると晶霊の活力は平均化される。
晶霊の活力は戦闘で術を使うことでたまっていく。またはアイテムを使って活力を上げることが出来る。活力が高いとその晶霊に対応した術の詠唱時間が短くなり、活力がMAXになれば大晶霊の召喚が可能になる。ただし活力がMAXの時に術を使ったり大晶霊の召喚をすると活力は下がる。

テクニカルスマッシュ
ある条件を満たして敵を倒すと「TECHNICAL SMASH + ○%」と表示されることがあり、これが表示されるとアイテム入手率が上がる。
戦闘ランクを上げる、フリンジによってある晶霊術を発生させる、特殊なアイテムを装備する等でテクニカルスマッシュ発生のボーナスが上がる。
テクニカルスマッシュ発生の条件は連続攻撃で倒す・複数の敵を同時に倒すなど、様々なものがある。

戦闘評価
戦闘終了後、戦闘内容を100点満点で評価したもの。
本作では評価点として以外の役割が無く、高得点を出しても特にメリットは無い。グレードショップといったものも無い。
これと同じく「称号」も本作では飾りのようなもので基本的に効果は無い(例外でキールの「ドクターミンツ」のみ効果がある)。

秘奥義
名前の通りその存在は隠されている。特定の条件下で、ある奥義が秘奥義に派生し、その際にはカットインが入り演出も派手なものになる(他にカットインが入る術はゼクンドゥス戦のインディグネイションやフォッグのエレメンタルマスター、ゲストのクレス・ミント・リオンなどにある)。
さらに秘奥義以上に隠された術「ブルーアース」もある。完全発動すると経験値10万などの効果がある。

エンカウント
敵との遭遇方式は、フィールド上で敵が確認出来ない「ランダムエンカウント」。
また、本作はフィールド上で昼→夕→夜→朝と時間の流れがあり、時間帯によって出現する敵の種類や敵の出現率などが変化する。地形によっても敵の種類や出現率は変化する。昼・街道では敵との遭遇率が低く、夜・森では強い敵と遭遇しやすい。

キャンプ
フィールド上のどこでも、さらにダンジョンの特定の場所でキャンプができる。キャンプをするとHPが全回復し、フィールド上でキャンプを終えると強制的に昼になる。
また、「キャンプスキット」が始まり、キャラクター達の会話が聞ける。キャンプスキットとは別に「ヒントスキット」というものもあり、こちらはキャンプ中でなくても聞くことが出来る。

料理
テイルズオブシリーズ定番のシステムのひとつ。食材を組み合わせて料理をすると、HP回復など様々な効果が得られる。
基本的に一食作るとおなかがいっぱいになり食べられなくなるが、戦闘をこなせばまた食べられる。料理失敗の場合は成功するまで作ることが出来る。失敗した時の方が熟練度の上がりは早い。
リッドやファラなどインフェリア人はインフェリア料理の成功率が高く、メルディなどセレスティア人はセレスティア料理の成功率が高い。また、料理画面で“♪”の表示はそのキャラの好物を表しており、好物を食べるとそのキャラのみ通常より高い効果が得られる。
料理のレシピを増やすには、町などで色々な物に擬態している「ワンダーシェフ」を探し出すことで習得出来る。
マスター料理というものがあり、同じキャラで特定の料理の熟練度をマスターすると習得する。マスター料理は通常の料理より高い効果や特殊な効果が得られる。
「やみなべ」は最初から覚えている料理だが、効果はランダムでダメージを受けることもある。使用する食材もランダム。

キャラクター
パーティキャラクター
リッド・ハーシェル (Rid Hershel)
インフェリア人
18歳・身長178cm・体重62kg。
声:石田彰
本作の主人公。インフェリアのラシュアン村に住む猟師の青年。ファラとキールとは同じ村で育った幼馴染であるが、ファラには何かと振り回されがち。
のんびりと空を見上げているのがお気に入りで、平穏で静かな生活を望んでおり、猟師として分相応な生活を求めていたが、メルディと出会いファラに連れられて旅に出ることになる。当然、そのことについて本人は嫌っているが、敵対していたレイスが身を挺してまで助けてくれた時から、大切な人を守るため、そしてその人を応援するためにまずは自分が頑張ろう、と戦うことに前向きな姿勢を見せはじめる。
前述通り変化を嫌う保守的な性格で、「食べたいときに食べたいだけ食べる、寝たいときに寝たいだけ寝る」「何も起きず平穏ならそれが一番」というリッド節が信条。また、他人に干渉するのも干渉されるのも嫌うリッドにとってファラは特別な存在である。しかし、他のメンバーが緊迫している状況でもしばしばこれが出てしまうため、周囲から呆れられることも少なくない。冷静ではあるが、どちらかというと脳天気な性格である。
幼馴染のキールとは皮肉を言い合うなど口喧嘩が絶えないが、彼の目線からの幼少期の過去を知ったことで彼の内面を気遣うようになり、皮肉もあまり言わなくなった。
食べることに関してはかなり意欲的。お化けや怪談が苦手(幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマ)。音痴であり、歌を歌った時はファラから「それは音楽じゃない」と言われてしまった。
剣術に天賦の才を見せ、我流であるにも関わらずその腕前は中々のもの。“神の力”である「極光術」を扱うための素質(「フィブリル」と同義)を持っており、メルディに触れると虹色の光が出る。
剣・槍・斧を装備可能。
TOAに闘技場でゲスト出演している。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー』にエターニアキャラで唯一出演している。『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』にも引き続き出演。TOHでは援護攻撃キャラとしてゲスト出演している。
ファラ・エルステッド (Farah Oersted)
インフェリア人
17歳・身長161cm・体重46kg。 B83・W58・H84。
声:皆口裕子
本作のヒロイン。ラシュアン村育ちの農家の娘。リッドとキールとは幼馴染。
普段は畑仕事を手伝っている。料理上手で彼女が作るオムレツはリッドの好物。口癖は「イケる、イケる!」。
表面的には正義感が強く、元気で快活な少女。しかしその胸の奥には、幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマも抱えている。そのため、意識的にしろ無意識的にしろ、自身の幸福を禁じ、病的なまでに他者に尽くそうとする傾向がある。レイスにその事を指摘され過去の傷から目を逸らしている己に気付き、過去の自分と向き合うようになる。
そそっかしいところがあり、本人が良かれと思ってお節介をやいても空回りして結局トラブルメーカーになりがち。その都度尻拭いをさせられる事になったため、リッドは彼女のブレーキ役になっている。
親分肌であり幼馴染であるリッドやキールから恐れられているものの、何だかんだで慕われている存在。女の子らしい一面ももちろんあり、日焼けを気にしたりアレンデ姫の体型に憧れたりと、年相応な悩みを口にすることも。
力でリッドに勝つために村の近所にあるレグルス流の格闘道場に通っていた経験から、徒手空拳での戦闘や体術・気功術に長け、籠手やブーツによる殴打・蹴撃技や闘気の応用を駆使して戦う。また、気功による癒しの術も扱える。特技、奥義による連携は無く、地上技、対空技、空中技、強打技で連携となる。OPでは大型のモンスターを一発で蹴り飛ばす荒業も披露する。
メルディと共にTOSに闘技場でゲスト出演している。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演。
キール・ツァイベル (Keel Zeibel)
インフェリア人
17歳・身長174cm・体重51kg。
声:保志総一朗
リッドとファラの幼馴染。
7歳のときに、両親と共に生まれ育ったラシュアンを去り、学問の町ミンツに移り住む。13歳で学問の才能を見出され、ミンツ大学に飛び級で入学。現在は同大学の最難関こと光晶霊学部に所属する学士。
昔から運動神経は鈍く泣き虫で、活発なリッド・ファラにからかわれるのがお約束だった。そんな自分に幼い頃から劣等感を持っていたような一面も垣間見え、(彼がもともと学業に没頭するのもコンプレックスを取り払うため)現在でも他のメンバーと比べるとあまりにも体力不足が目立つ。
その一方、知識欲は非常に旺盛で、大学に飛び級入学するだけあって並外れた頭脳を持つ。しかし知識のほとんどを百科事典の丸暗記で得るなど、理論面に偏重し、融通がきかない一面もある。何かことが起きる度に滔々と専門事項について解説する衒学趣味の癖もある。RPGにおける解説役の役割を果たす。しかし、あらゆる憶測を全く信じないがゆえに勘が鈍くなり、序盤はそのことでパーティメンバーの足を引っ張ることになる。
嫌いなものは辛いもので、幼少の頃、ファラによってタバスコを無理矢理飲まされたのが原因らしく、エビチリの習得率が全体的に異常に低い。セレスティア料理も口に合わない模様。
当初はメルディの事を自分の出世(王立天文台に就職するという夢)のために利用価値がある、くらいにしか認識しておらず、ファラに咎められるような態度を取ることもしばしばだった。しかし共に旅を続けていく中で、自分に学びの機会を与え、そしてそれを手伝ってくれたことでメルディに感謝の念を持つようになり、徐々に打ち解けていく。
晶霊術の使い手で、様々な攻撃術や回復術を習得する。一部の術を除き使用できる晶霊術はメルディと共通している。クレーメルケイジに入れた大晶霊の組み合わせによって使用できる晶霊術は大きく変わる。
メインキャラクターの中で唯一他のテイルズオブシリーズにゲスト出演していない(なりきりダンジョン系やファンダム等外伝作品には出演している)。『テイルズオブファンダム Vol.1』の晶霊探偵! 〜キール・ツァイベル最後の事件?〜 では準主役を務めている。『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演し、TOSでのファラ、メルディ、TOAでのリッドに続きついに3Dモデル化した。
メルディ (Meredy)
インフェリア人(父)とセレスティア人(母)のハーフ
16歳・身長157cm・体重45kg。 B80・W56・H82。
声:南央美
褐色の肌に紫の髪と瞳を持つ少女。
セレスティアの著名な晶霊技師ガレノスの弟子で、技師の卵。彼女自身も晶霊術の才能がある。彼女の両親もガレノスの下で研究を行っていた。
クレーメルクラフトという飛行機械に乗って対面世界セレスティアからインフェリアへ渡ってきたが、ラシュアンの森の中に墜落し、リッドとファラに助けられる。しかし、セレスティアの公用語は「メルニクス語」という、インフェリアでは古代語とされる特殊な言語であるため、リッド達と出会ったときは言葉すら通じなかった。モルルに住んでいるマゼット博士からオージェのピアスをもらうことでやっと仲間との意思疎通が可能になり、エターニアの危機を訴え、リッド達に世界を救うための助力を求めた。
少々片言なしゃべり方をする。(その後の特典DVDでは本当は普通に話せると言ってる。)中でも特徴的なのが「バイバ!(驚きを表す言葉。メルニクス語の英語表記ではwow)」「ワイール!(喜びを表す言葉。メルニクス語の英語表記ではcool)」など。また、「 - の - 」が「 - が - 」になっている。この片言なしゃべり方はメルディ特有のもので、セレスティア人のしゃべり方が特殊な訳ではない。キールに言葉遣いを直すようしょっちゅう注意されているが、なかなか直らない。
普段来ているピンクのワンピースは、旅立つ前にファラが着せたお古。元々着ていたセレスティアの服の上からすっぽりかぶっている状態。元々セレスティアで着ていた服は真っ白いワンピースである。この服装は序盤とオープニングで少し見ることができる。セレスティアではよく着ていると言われているが、彼女以外着ているセレスティア人を見ない。
リズム感覚に優れており、何かとよく踊り出す。ジイニではダンスのミニゲームまで登場した。
かつて実の母親から人体実験を繰り返された挙句に捨てられた経験から、他人から見捨てられることを極度に怖れる面がある。そのためかバリルとの関係をなかなか皆に言い出せなかった。彼女の言動が年齢の割りに幼いところがあるのも、過去の傷が影響している。
“闇の極光”に対する素質がある。そのため“真の極光”の素質を持つ者(リッド、レイス)に触れると反発が起こり、「フィブリル」と呼ばれる虹色の光が発生する。
いつもクィッキーというペットを連れており、戦闘時には晶霊術を使うほか、クィッキーも攻撃に参加する。彼女の武器はクィッキーに指示を与えるための笛。
ファラと共にTOSに闘技場でゲスト出演している。TOAではナム孤島に彼女の衣装(ファラのお古のピンクのワンピース)がある。
チャット (Chat)
セレスティア人(ただし、曽祖父であるアイフリードの妻がインフェリア人であったとする説もあるため、多少の混血である可能性は高い)
12歳・身長146cm・体重38kg。 B76・W55・H77。
声:野田順子
セレスティアの海賊。かつて世界中を荒らしまわったと伝説に名高い大海賊・アイフリードの四代目の子孫。
チャームポイントは体に合わぬ大きな海賊帽。その服装や金色の短髪、海賊と言う肩書きなどから一見男の子のように思えるが、実は女の子でありボクっ娘。ちなみに、フォッグには何度も自分は女だと主張しているが、坊主と言われてしまう。とはいえお互いに信頼できているのか、アイラに続いてフォッグの「アレ」を多少通訳することができるようである(キャンプスキットにて)。大人びた口調で常に丁寧ではあるものの、ときに慇懃無礼ともいえる態度を取る。
先祖のアイフリードに強く憧れており、彼のような立派な海賊になりたいという夢を抱いている。両親は健在だが、海賊を快く思っていない模様で、彼女からは反感を持たれている
また、俗に言う機械フェチである。彼女の小屋はアイフリードのトラップや独自の改造でからくり屋敷と化している。理解不能なセンスと奇抜すぎる改造手法は、血筋以外の何者でもない。機械に関しての知識はあるが、暗算は苦手。
愛する機械を毛だらけにする動物全般が苦手で、特にバンエルティア号を隅々まで走り回るクィッキーは天敵。好きな食べ物は甘いもの。
メルニクス時代の遺産であり、アイフリードの形見でもあり、セレスティア七大秘宝の一つにも数えられる万能艦「バンエルティア号(「富」という意味。メルニクス語の英語表記ではWealth)」を操り、先祖の遺した財宝を探している。チャットの小屋をくぐり抜けてくるほどの実力を備えたリッド達を子分とし、彼らの旅に加わる事になる。なお、彼女を戦闘メンバーに加えずにゲームを進めることも可能である。また一時加入であるレイスを除くメインメンバーで唯一カットインがない。
戦闘時にはバッグを振り回し、ピコピコハンマーを始めとする海賊道具を駆使して戦う。メンバーで唯一カウンターが可能、またアイテム硬直がほかのキャラの三分の一程度。
TOD2にて「チ・・ト」と名前が書かれているアヒル人形が登場する。TOAには彼女の人形が登場する。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演。バンエルティア号も共に登場する。またこのゲームでは勝利ポーズがリッドなどのように原作を意識したものではなく完全に別のポーズとなっている。
フォッグ (Fog)
セレスティア人
38歳・身長185cm・体重92kg。
声:江原正士
セレスティアの自由軍・シルエシカのリーダー。常識外れの頑丈さや無尽蔵な体力などから、「不死身のフォッグ」の異名をとる。
屈強な体格から受ける印象通り、豪放磊落な性格で細かいことには全くこだわらない。どんな苦境も豪快に笑い飛ばして突き進むポジティブ思考の持ち主だが、深く考えるのが苦手で、ボキャブラリーの不足から会話の端々がしょっちゅう「アレ」になってしまう。また、他人の心情を察する、などの細かい気遣いも不得手。それでも、天性のカリスマ性や器の大きさで、シルエシカメンバーからは深く慕われている。だが、自由軍の実務は内外を問わず、副官のアイラがほぼ全面的に請け負っている。
そんな彼にも絵師の妻がいるのだが、その妻はある事情から数年前に放浪の旅に出てしまい、現在は行方不明である。
妻の帰りを待つ間、彼女が可愛がっていたミアキスのデデちゃんを溺愛している。そのためか自由軍の合言葉は「ミアキスを胸に」になってしまっており、団員の証のバッジもミアキスをかたどっている。
意外にも博識で、キールの考察していた小難しい内容にもあっさりと意見を出し、「幼稚園の時に暗記させられた」と言ってキールを驚かせた。
ヴァンスという親友がいたが過去の戦いで死亡している。妻が放浪の旅に出てしまったのはその事に関係している模様。
武器は強力な破壊力のあるバズーカで、打撃用武器としても使用する。
イベントで一時的に仲間になるが、その後はパーティに入れておくかをいつでも選べる。この「入れる、入れない」は、彼自身の特技習得イベントにも関係がある。
レイス (Race)
インフェリア人
25歳・身長182cm・体重76kg。
声:磯部弘
レイスの名でリッドらの前に現れた謎の商人。その正体はインフェリア王国の元老騎士で、セイファートキーの導きに従ってインフェリア中を旅して回り、その過程でリッドらに注目するようになる。
かなりの美形で、幅広の帽子とその帽子に挿したドエニスの花がトレードマーク。本名はレイシス・フォーマルハウト(Rassis Fomalhaut)。
現在のインフェリア王・グルノーレ二世の隠し子であり、庶子。その妾である母・ロナは王の正妻であるセルディア王妃によって服毒自殺に追い込まれている。これが原因で、王も王妃も彼に対して少なからず負い目を感じており、元老騎士という高い位を与えている理由の一つになっている。また普通なら王と王妃を恨んでもおかしくないだろうが(否恨んでいるが)表に出さないのは、王の生き方を否定するのは母を否定するのも同然、と考えているからである。
リッド達と出会い、王は絶対ではないという思いを強くするが、一時は迷いがありつつも王命に従い敵対することになる。しかし世界を救うために行動するリッド達に協力しようと決意し、彼らを追いセレスティアへと向かう。
“フォーマルハウト”という姓は、平民出身だった母・ロナが後宮に入るときに、王から与えられた「伯爵夫人」の称号。元々の母方の姓は“ウィンディア”である。インフェリアでは一般に“レイシス・ルエイン”として名が通っているが、これも上記のような複雑な事情を含んだ上での偽名である可能性も高い。
物腰や振る舞いからは想像もつかないが、セレスティア料理を気に入るほど味オンチ。好物は「えびのしっぽ」でじゃりじゃりした食感がたまらないらしい。
リッドとは違い細身の剣を扱い、盾は持たない。しかし、剣術の腕はリッドを遥かに上回り、リッドと同じく「フィブリル」と呼ばれる「極光術」の素質を秘めている。
シゼルの闇の極光術をリッド達の身代わりに喰らい、同じフィブリルを持つリッドにセイファートキーを託し、死亡してしまう。
PS2版TODで彼の帽子をかぶったモンスターがいる。彼の技のパロディ的な技「ひゃっほう壁(極光壁のパロディ)」を使う。
外伝では意外と出番が多く、テイルズオブファンダムでは本来面識のないチャットやフォッグやアイラとの会話もある他、なりきりダンジョンでは最後までパーティーから離脱しない。

大晶霊
インフェリアの大晶霊
ウンディーネ (Undine)
声:住友優子
「水」の大晶霊。落ち着いた女性の姿をしている。穏やかな物腰で、大晶霊達をまとめるリーダー的存在。
三つ又の槍・トライデントを愛用する。
召喚すると、水圧を利用した連続攻撃を敵に与え、パーティ全員のHPを回復してくれる。
スキットでメインキャラ達の子供時代に出した手紙を読む。どこで入手したのものなのかは不明。
なお、ウンディーネとイフリートの担当声優である住友、稲田は以降のテイルズオブシリーズにも同じ精霊役で出演している。
シルフ (Sylph)
声:町井美紀
「風」の大晶霊。背に羽を持った、幼い少年の姿。中身も非常に子供っぽい性格で、のんびりしたノームとはテンポが合わず、苦手に感じている。
武器は主に弓矢を使用するが、召喚術では敵を一点に集めて吹き飛ばす技を使う。
イフリート (Efreet)
声:稲田徹
「炎」の大晶霊。筋骨隆々とした男性の姿を形成する。豪快かつ荒っぽい性格。セルシウスに好意を抱いているが、なかなか受け入れてもらえずにいる。
ちなみに難易度がハードの状態で彼と戦闘をすると、隠し晶霊術の一つであるエクスプロージョン・ノヴァを使ってくる。難易度が普通の状態でも他の大晶霊よりも体力が高く、倒すのも少々苦労する。
本来脚はないのだが「クレーメル・ケイジ」に入って縮小化しているときには何故か脚がある。
シルフ曰く「ボクみたいに大人じゃない」。
出現時の前口上は「我が灼熱の魔手にて、灰塵と化せ」。
レム
声:町井美紀
インフェリアの根元精霊を統括する「光」の大晶霊。六枚の羽を生やした高貴な女性の姿。水・風・火の大晶霊を介さない限り、姿を現すことはない。
「光の橋」を管轄しており、資格があると判断したものをインフェリアからセレスティアへ送っている。リッド達を送った後、レイスもこれでセレスティアへと送った。
召喚すればHPが0のメンバーでも全回復してくれる。
エターニアオンラインで初めてフェイスチャットが登場している。

セレスティアの大晶霊
ノーム (Gnome)
声:石川英郎
「地」の大晶霊。他の大晶霊と比べると少々可愛げな格好をしている。大きな鼻とナイトキャップが特徴。
とことんマイペースでおっとりしており、特にシルフとは反りが合わない。
セルシウス (Celsius)
声:野田順子
「氷」の大晶霊。人間の少女に近い外見。暑苦しいアプローチをしてくるイフリートが苦手で、またそんな苦手意識を持ってしまう自分を大晶霊として恥じる一面もある。グランドフォールの影響で我を失い町を凍り漬けにしていたが、本来は人間を大切に思っている。
格闘技を得意とし、拳打に凍気を組み合わせた技が主な戦法。彼女との戦闘では、主にファラと同じ技を使う。
プレイヤーの間では人気の高い晶霊であり、第1回人気投票では数多い仲間キャラ達を押し退けて4位にランクインした(第2回では9位、第3回では20位、第4回では29位)。テイルズオブシリーズの外伝作品にもたびたび登場しており、『レディアントマイソロジー2』ではプレイヤーキャラとして使用出来る。
ヴォルト (Volt)
声:高塚正也
「雷」の大晶霊。電気を帯びた球体を形成する。機械的でカタコトの会話が特徴的。フェイスチャットには出演しない。
シャドウ
声:江原正士
セレスティアの根元精霊を統括する「闇」の大晶霊。双刃の槍を振るう騎士の姿で現れる。
レムと共に、リッドに強力な剣・エクスカリバーを授ける。
隠し晶霊扱いで、契約しなくてもストーリーは進む。
フェイスチャットには出演しない。

2009年02月08日

官製不況(かんせいふきょう)

官製不況(かんせいふきょう)とは、公権力による法律や行政規制等の作為、または不作為が、特定の業種または国全体の経済に悪影響を及ぼし、企業の業績の悪化や景気低迷、不況を生じさせること。「官」による不況。政策目的達成のための手段が問題になることが多い。近年では、消費者保護や法令順守の重視を目的とした法律や行政規制の改正等がきっかけとなっていることから、「コンプライアンス不況」とも呼ばれる。

政策目的達成へ性急な手段をとる、または効果的な手段をとらないことが挙げられる。背景にはポピュリズムや、場の空気に支配されやすい国民性、また、根強いお上意識があるとの指摘もある。
日経ビジネス2008年5月12日号は、「政策がムードで決まっている」ことを原因としている。「詰まるところ、ムードに流されがちな政策決定過程には、その政策がもたらすプラス効果とマイナスの影響の冷静な分析が欠けているのだ。」「政党間のイデオロギー的な対立軸が失われ、『政策は風頼み』といわれて久しい。そういう環境では消費者保護のような政策は受けがいい」。そして、ムードの背景にあるのは「日本社会は周囲の人間との相対的な関係を重視する。唯一絶対神への信仰を持つ西洋と違い、『恥の文化』とも呼ばれる。政策が雰囲気で決まりがちなのは、そうした背景にも一端がある」としている。
バット ジュズダマ はないかり マグカップ しょうぶ ブロックバス ゲンスト マジカ カムアウ 国内山芋 スケーラ ゼロサム テナン ヨルムン こだま NEW世界 スカト オポッ フォーク シャンプー カヤック ネイチャー バイト ゲンタマ クヌギ リドール マット キャンバ ランド スリッパ てのひら ムーラン ヌバック リップミル ハーケン 高原の月 きつきみ ブイアイピ リトアニ キニン 笠だけ レサー モント サンザシ あかさ スダイヤ いたけ ツーピース ワカ フィリピン

コンプライアンス不況については、行政の姿勢が事前規制から事後規制に変わったことも指摘されている。
竹中平蔵慶應義塾大学教授は以下のように解釈する。「なぜいま、コンプライアンスや安全・安心を前面に出して、経済を悪化させるような過度の規制を課してしまうのか。次のような解釈が可能である。これまで各官庁は、関連する業界への天下りというシステムでOBの就職先を確保してきた。しかし民営化など行政改革が進み、かつ国民の監視が強まる中で、こうした天下り先は激減している。そこで、コンプライアンス、安全、消費者重視といった美名の下に規制を行い、またはその監視組織をつくることで、新たな天下り先を確保しようとしているのだ。つまり官庁は、『企業への天下り』に変わって『消費者への天下り(消費者に寄生した天下り)』という新たな仕組みを開発しつつある。これに伴って天下り費用の負担者も、企業から国民へと変化する。つまり経済が萎縮することによって結果的にその犠牲となるのは、消費者なのである。」[2]
大前研一は、消費者保護、弱者保護のルールを作るメンバーの中に、「日本経済のパイを大きくしよう」とする者が1人もいないと指摘する。「政府は表向きの対策として、消費者保護、投資家保護、労働者保護、弱者保護などのルールをつくっていこうとしている。それ自体は結構なことだろうが、ここで注意したいのはルールをつくるプロジェクトメンバーに「日本の経済のパイを大きくしよう」という人は一人もいないことだ。福田内閣はもとより、役所にも、識者の中にもほとんどいない。そのためプロジェクトは「どうやって産業を伸ばすか」ではなく、「どうやって産業を規制していくか」という方向に向かっている。驚くべきことである。お役人にとって企業とは「放っておくと悪いことをするもの」なのだ。日本史の教科書で読んだ天保の改革、寛政の改革をほうふつとするのはわたしだけだろうか(念のため書いておくと、この二つの改革はどちらも成功したとは言い難い)。どうもこの国のリーダーの頭の中は、江戸時代からさほど進歩していないらしい。」[3]
東京情報大学情報ビジネス学科主催の公開講座「日本経済低迷の原因として“行政不況”を考える」においては、十分な分析や予見可能性の欠如が理由として挙げられている。
堂下浩(東京情報大学准教授)は「結局、政治もメディアも現象だけにとらわれ、原因となる部分を十分に分析したうえで対策をとってこなかったため、想定外の副作用が出てしまった」ことを理由にあげている。
また、大槻奈那(UBS証券株式調査部シニアアナリスト)は政策決定段階における「予見可能性」の欠如を挙げる。「マーケットが悪かったという要因もありますが、政治についていえば“予見可能性”というものがないという点が指摘できるかと思います。」「欧米だと、業界からロビー活動を行い、この問題にはどういう原因があり、どういうところを直せばいいかなどと立法府と一緒に法律を考えていくという方法をとるため、どんな法律ができるかを予想することが可能です。しかし日本には欧米流のロビー活動も少なく、業界側も新しい法律にどう対応すればいいかが予見できず、副作用が生じると政策ミスということになる」。
石川和男(東京財団研究員)は「予見可能性」のある政策を得る方法として、「政治家や行政の人間が関係業界の声をたんねんに聞き、政策立案に反映するというメカニズムを再構築すること」を挙げる。「ここ2年ほどをみても、法律の立案過程において、関係する業界やマーケットの話を行政が全く聞かないという状況がずいぶんあります。阪神淡路大震災が起きたとき、神戸のLPガスタンクでごくわずかなガス漏れがあり、地元の新聞がこれを非常に大きく取り上げたことがきっかけで、国は全国の石油コンビナートに一斉調査を行うことを決めました。石油業界は猛反発をしましたが、国は彼らの意見をいっさい聞こうとしませんでした。」「同様に、建築基準法や貸金業法の改正に際しても、国は建設業界や貸金業界の意見をどれだけじっくりと聞いたのでしょうか。聞いてはいますが、ほとんどその声を反映してはいません。
マスコミの過熱報道が、「空気」を作り出し、コンプライアンス不況にいたる対応を結果的に促している、また報道姿勢がマッチポンプである、との指摘がある。
「『3K』と呼ばれる建築基準法、貸金業法、金融商品取引法の改正について、大きな影響力を及ぼしたのが新聞やテレビなどのマスコミではないかと思います。」「『いま起きているこの問題を何とかしなくてはいけない』という形でメディアが関わり、ひとつの空気を作っていく。ときにそれは、政治の空気というものを補完する作用を持つことがあります。」「たとえば衆議院解散の空気が出てきたときも、メディアがある種の解散風を煽るということはしばしばあることです。ただそのとき、本質的な検証なしに「まず解散ありき。それが国民の世論である」という伝え方をする“向き”があることも否定できません。とくにテレビの場合、映像によるインパクトには非常に大きなものがあります。」[5]
「メディアの側には読者や視聴者に受け入れられることを是とする部分がかなりあることは否定できません。どのような企画にすれば、より多くの人に関心を持ってもらえるかということで、『赤信号みんなで渡れば怖くない』とでもいうような一斉報道はたしかに存在します。政治の側と業界側との双方がたんねんにコミュニケーションをとり、そこから議論をすくい上げていけばいいという意見も一方にはあるでしょうが、それをやりすぎると“癒着”といわれてしまう難しさもあります。」「我々としても、できるだけ広い視野から事実を伝えていこうと考えていますが、そうした政治家たちに容易に順応させられないよう防波堤を作りたいという意識が、逆に過剰報道的な面を生んでいるのでないかという気はしています。

バブル崩壊後に金融機関の破綻処理(はたんしょり)を行った、元大蔵省銀行局長の西村吉正は次のように述べる。「いずれにしても、バブル崩壊後の政策対応は、必ずしも意図的に『先延ばし』をしたというものではない。『先取り』する能力が無かったといわれればそのとおりである。ただ、大きな痛みを伴う政策を『先取り』するためには、身を挺しての政治的決断が不可欠である。たとえそれが日本の将来のために必要なことであったとしても、その当座には世の中の反発は極めて大きなものになる。実施後の影響の大きさに世論が動揺したときにも、耐えなければならない。その重荷を誰が担うのか。外圧に依存するのが誰も傷つかない楽な道であり、従来日本ではそれが一般的な手法になってきたのだが、今回の課題はあまりに大きく複雑であった

2009年01月23日

フィラデルフィア計画

フィラデルフィア計画(フィラデルフィアけいかく Philadelphia Experiment)は、ペンシルバニア州フィラデルフィア沖合で行われたとされる、アメリカ海軍のステルス実験(正式名称『レインボー・プロジェクト』)。通常、都市伝説の一つである。

この実験は、1931年、ニコラ・テスラが設立したと言われるレインボー・プロジェクトの一環であった。当時のレーダーは船体が発する特徴ある磁気に反応するシステムであると考えられていた[1]ため、テスラはテスラコイルと呼ばれる高周波・高電圧を発生させる変圧器で船体の磁気を消滅させれば、レーダーを回避できると考えていた。

その後、この実験はフォン・ノイマンに引き継がれ、1943年、駆逐艦「エルドリッジ」に船員を乗せ、初の人体実験を行なうこととなる。

1943年10月28日、 アメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアの海上に浮かぶ「エルドリッジ」を使って遂に大規模な実験が秘密裏に行われた。

当時は第二次世界大戦の真っ只中であり、 実験は新しい秘密兵器、磁場発生装置テスラコイルを使い 「レーダーに対して不可視化する」というものであった。 エルドリッジの船内には多くの電気実験機器が搭載されており、 そのスイッチを入れると強力な磁場が発生、 駆逐艦がレーダーからはもとより肉眼でも認められなくなった。実験は成功したかのように見えたが不可思議な現象が起こる。 実験の開始と共に海面から緑色の光がわきだし、次第にエルドリッジを覆っていった。 次の瞬間、艦は浮き上がり発光体は幾重にも艦を包み、見る見る姿はぼやけて完全に目の前から消えてしまった。

実験開始直後に駆逐艦はレーダーから姿を消す。ここまでは参加者達の予想通りであった。しかし直後エルドリッジは不可視どころか、完全に姿を消してしまい、おまけに2,500km以上も離れたノーフォークにまで瞬間移動してしまっていたのである。それから数分後、またもや発光体に包まれ艦はもとの場所に瞬間移動する。

再び戻ってきたエルドリッジだが、 驚くべきことに船員は、体が突然燃え上がったり衣服だけが船体に焼き付けられたり、甲板に体が溶け込んだりしていた。 ある者は発火した計器から火が移り火達磨に、またある者は突然凍り付いてしまい冷凍化した。半身だけ透明になったり、壁の中に吸い込まれた者もいた。生き残った乗組員も精神に異常をきたし、エルドリッジの内部はまさに地獄絵図の如くであった。

唯一、一部のエンジニアたちは機械室にいたため 鉄の隔壁に守られ影響を受けなかった。

こうして実験自体は成功したが、行方不明・死亡16人、発狂者6人という取り返しのつかない結果になった。このことに恐れおののいた海軍上層部はこの極秘実験を隠蔽したといわれている。

そもそもこの実験が行われたという密告は、モーリス・ジェソップという作家の元に、 1956年カルロス・マイケル・アレンデという人物から届いた手紙に端を発する。 その手紙には“レインボー・プロジェクト”の内容が克明に綴られていたという。 しかし、モーリスはこの手紙を受け取った3年後に謎の自殺をしている。 アメリカ海軍は総力をあげてアレンデという人物を捜したが、失敗に終わったという。

一説では、マンハッタン計画に対する欺瞞作戦とも言われ、現在でもこの不可解な超常現象の伝説は多くのマニアを惹きつけている。

アメリカ海軍による見解
エルドリッジは実在の駆逐艦である。アメリカ海軍歴史センター、および海軍研究所(ONR)の調査によれば、エルドリッジは8月27日にニューアークで就役して以来、1943年中には一度もフィラデルフィアに寄港していない。この期間を含めたエルドリッジの戦時日報はマイクロフィルムに保存されており、誰でもそのコピーの閲覧を請求できる。また、ノーフォークで、テレポートしてきたエルドリッジを目撃したとされる商船アンドリュー・フルセスは、記録によると10月25日にはノーフォークを出港しており、以降1943年中は地中海にあった。また、同船に乗り組んでいた米海軍予備士官ウィリアム・S・ドッジ少尉は、彼も他の乗組員もノーフォーク在泊中に特に変わったものは見ていないと断定する手紙を寄せている。そもそも、エルドリッジとアンドリュー・フルセスが同時にノーフォークに在泊していたことはない。エルドリッジは1951年にアメリカ海軍から除籍され、ギリシャ海軍に払い下げられ、1991年には除籍、解体のため売却されている。
シェード ロコシ ネオクラ アマウ シブル トラジャ リーデ トーンダ フラット ジャス とうおん スウェット フラッシュ シェル オイデ チッタ ブーティ アサガオ なるこ オクナ ミックス るりこん スミド ベリドット のえいう セジュ カズラ ソフト アンチーク リジン リンネ ビリヤ モノリス ビオラ ダメージ ライアド ピアサ ドーナ てんめん ヌンチャ イザヤ タービン リーチ しょうたく プレー グザグ グルス 三番目 花かんざし リッジ

ノーフォークを管轄する第5海軍管区の将兵は、海軍工廠で行われていた様々な実験がこの都市伝説の元となったのではないかと考えている。また現在に至るまで信じられている説としては、「消磁」に関する実験が誤解されたのではないか、という説がある。この消磁とは、艦船が持つ磁気が地磁気を乱すのを探知して爆発する「磁気機雷」から身を守るため、艦船に電線を巻き付け電流を流し、電磁石の原理でもともとの艦艇の磁気を打ち消す作業のことである。消磁をきちんと行えば、艦船は磁気機雷からは「見えなく」なる。ただし、人間の目やレーダー、ソナーなどには通常通り映る。

別の説としては、1950年代に駆逐艦ティマーマン(Timmerman)で行われた、通常の400Hzの発電機ではなく、コイルを小型化できる高周波数(1,000Hz)の発電機を搭載する実験が、この都市伝説の元となったというものもある。この実験では高周波発電機から放電現象などが起こった。乗組員に実験による影響はなかった。

なお、1956年に、様々な疑似科学的な手書きのコメントが書き込んである、モーリス・ジェソップが出版したUFOに関する本が海軍研究所に郵送されてきた。個人的に興味を持った研究所の研究員がこの本をジェソップに見せたところ、ジェソップはこの本のコメントを書きこんだ人物と、以前フィラデルフィア計画について手紙を彼のところに送ってきた人物は同一人物だろうと推断したという。

関連映画
『フィラデルフィア・エクスペリメント』 原題 : The Philadelphia Experiement 製作 1984年 アメリカ 出演 マイケル・パレ 監督 スチュアート・ラフィル 製作総指揮 ジョン・カーペンター
都市伝説としての同実験をモチーフに、サスペンスやアクション、ラブストーリー等の要素を取り入れたSF映画。
実験によって時空の狭間に停止してしまった駆逐艦エルドリッジから脱出した乗員デビッドとジム。艦から飛び降りた2名は40年後(1984年)のネバダ砂漠にタイムスリップしてしまった。だがエルドリッジに積まれた磁場装置が時空の狭間で稼働したままになっていることで地球の時空が崩壊しつつあり、デビッドは地球の危機を救うため艦に向かう・・というストーリー。

2009年01月16日

清盛は二条天皇の乳父


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清盛は二条天皇の乳父、室の時子は乳母となり天皇の後見役をつとめて検非違使別当・中納言になる一方、後白河上皇の院庁の別当にもなり、天皇・上皇の双方に仕えることで磐石の体制を築いていった。応保元年(1161年)9月後白河上皇と平滋子の間に第七皇子(憲仁親王、後の高倉天皇)が生まれると、平時忠・教盛が立太子を画策した。二条天皇はこの動きに激怒し、時忠・教盛・藤原成親・藤原信隆を解官して後白河院政を停止した。清盛は天皇の皇居に武士を宿直させて警護することで、二条天皇支持の姿勢を明確にした。翌年3月には平治の乱で配流されていた二条天皇親政派の藤原経宗が帰京を許され、6月には時忠・源資賢が二条天皇を賀茂社で呪詛した罪で配流された。清盛は二条天皇の厚い信任を受け、親政を軌道に乗せた。さらに関白・藤原基実に娘・盛子を嫁がせて、摂関家とも緊密な関係を結んだ。院政を停止させられた後白河上皇への配慮も怠りなく、長寛2年(1164年)蓮華王院を後白河上皇のために造営している。蓮華王院には荘園・所領が寄進され、後白河上皇の経済基盤も強化された。二条天皇は後白河上皇の動きに警戒心を抱き、長寛3年(1165年)重盛を参議に任じて平氏への依存を深めるが、7月28日崩御した。

後継者の六条天皇は幼少であり基実が摂政として政治を主導して、清盛は大納言に昇進して基実を補佐した。9月、時忠が帰京を許され、12月25日に憲仁親王が親王宣下を受けると、清盛は勅別当になった。後白河院政派は次第に勢力を盛り返していたが、清盛は後白河上皇の行動・性格に不安を覚え、院政復活を望まなかったという。永万2年(1166年)7月26日摂政・氏長者の基実が急死して後白河院政が復活すると、基実の子・基通が幼少であることから弟・基房が摂政となる。基房は後白河上皇の近臣として信頼が厚く、基実の領していた摂関家領が基房に移動すれば平氏にとって大打撃となる。清盛は藤原邦綱の助言により、殿下渡領・勧学院領・御堂流寺院領を除いた私的家領を後家の盛子に相続させることで、摂関家領の管轄に成功した。10月10日に憲仁親王が立太子すると清盛は春宮大夫となり、11月には内大臣となった。翌仁安2年(1167年)2月に太政大臣になるが、太政大臣は白河天皇の治世に藤原師実と摂関を争って敗れた信長が就任してからは実権のない名誉職に過ぎず、わずか3ヶ月で辞任する。清盛は政界から引退し、嫡子・重盛は仁安2年5月宣旨により東海・東山・山陽・南海道の治安警察権を委任され、後継者の地位についたことを内外に明らかにした。

仁安3年(1168年)清盛は病に倒れ、出家する。原因は「寸白(すびゃく)」(寄生虫の病)だったとされる。清盛の病状が政情不安をもたらすことを危惧した後白河上皇は、当初の予定を早めて六条天皇から憲仁親王に譲位させることで体制の安定を図った。病から回復した清盛は福原に別荘を造営して、かねてからの念願だった厳島神社の整備・日宋貿易の拡大に没頭する。嘉応元年(1169年)後白河上皇は出家して法皇となるが、清盛は後白河法皇とともに東大寺で受戒して協調につとめた。これは、鳥羽法皇と藤原忠実が同日に受戒した例に倣ったものであった。この頃は、後白河法皇が福原を訪れ宋人に面会、清盛の娘・徳子が高倉天皇に入内、福原で後白河法皇と清盛が千僧供養を行うなど両者の関係は友好的に推移していた。この間、平氏一門は隆盛を極め、一族で主要官位を独占し、全国に500余りの荘園を保有し、日宋貿易を推進して莫大な財貨を手にし、平時忠をして「平氏にあらざれば人にあらず」といわしめた。

平氏に対する不満
ところが、この清盛の勢力の伸張に対して、後白河法皇をはじめとする院政勢力は不快を感じるようになり、建春門院の死を契機に次第に清盛と対立を深めていく。

治承元年(1177年)6月には鹿ケ谷事件が起こる。これは多田行綱の密告で露見したが、これを契機に清盛は院政における院近臣の排除を図る。藤原師光(西光)は処刑とし、藤原成親は備前へ流罪(7月9日に食物を与えられず殺害される)、俊寛らは鬼界ヶ島に流罪に処した。ただし清盛もさすがに後白河法皇に対しては罪を問わなかった。ただし、この時実際に平氏打倒の陰謀があったかは不明であり、直前に後白河法皇から延暦寺攻撃を命じられた清盛が、清盛自身が「仏敵」になりかねないという当時の感覚からかけ離れたこの命令の実行を回避するために行ったとする見方もある。

治承3年(1179年)、この年は清盛にとって不幸の連続であった。まず6月に、娘の盛子が死去する。ところが盛子が死去すると、法皇は直ちに盛子の荘園を清盛と相談もせずに没収するにいたった。さらに7月、重盛が42歳で病死してしまった。これには清盛もさすがに落胆の色を隠せなかったが、後白河法皇は重盛の死去と同時に、またも清盛に何の相談もなく重盛の知行国であった越前国を没収してしまった。さらに、法皇は20歳の基通(室は清盛女・寛子)をさしおいて、8歳の師家を権中納言に任じた。この人事によって摂関家嫡流の地位を松殿家が継承することが明白となった。近衛家を支援していた清盛にとっては、見逃せることではなかった。

清盛はこの後白河の自分を無視する施策に遂に激怒し、11月14日、福原(現在の神戸)から軍勢を率いて自ら上洛し、翌15日にクーデターを決行した。いわゆる治承三年の政変であるが、清盛は関白・基房、権中納言・師家を手始めに、藤原師長など反平氏的とされた39名に及ぶ公卿・院近臣(貴族8名、殿上人・受領・検非違使など31名)を全て解任とし、代わって親平氏的な公家を任官するにいたったのである。これに対して後白河法皇は恐れを覚えて清盛に許しを請うが、清盛はこれを許さず、11月20日には鳥羽殿に幽閉するにいたった。ここに後白河院政は完全に停止された。清盛は、後の処置を宗盛に委ね福原に引き上げた。このクーデターは発端が後白河法皇の挑発であったため、院政停止後の政権構想がしっかりと準備されていなかった。高倉天皇・近衛基通・平宗盛の三人はいずれも政治的経験が未熟であり、結局は清盛が表に出てこざるを得なかった。清盛は、解官していた平頼盛・花山院兼雅の処分を解除するなど一門の結束につとめ、基通の補佐のため藤原氏の有力者である左大臣・経宗、右大臣・九条兼実の懐柔を図った。実際の政務に関しては、平時忠・藤原隆季・土御門通親などの能吏が清盛の代弁者となった。治承4年(1180年)2月、高倉天皇が譲位、言仁親王が践祚した(安徳天皇)。安徳天皇の母は言うまでもなく清盛の娘・徳子である。名目上は高倉上皇の院政だったが、平氏の傀儡政権であることは誰の目にも明らかだった。さらに、法皇を幽閉して政治の実権を握ったことは多くの反平氏勢力を生み出すことになる。