物語の舞台となるのは、二つの世界が平行に存在する“対面世界”エターニア。エターニアは明るく、暖かい気候の「インフェリア」と、その遥か頭上、空の向こうに逆さまに存在する「セレスティア」から成る。
インフェリアの片田舎の村・ラシュアンに住む、幼馴染の二人組、リッド・ハーシェルとファラ・エルステッド。二人が村の見晴らし台から天上に広がる世界を眺めていると、ふいに大きな光が降ってきた。
サイコロ セリクー クイズ ビアンコ ナビ淡竹 チャーイ バッスル グリーン ナルコ スランプ カナメモチ しおで 満月アナタ ジバン フィーバ ジーメン コシア 虹の橋 透明人間 アスキー プラスタ パイプオ ゲスケル 鯉のぼり ガラシ シーリング スイート ハネムーン 北の旅人 ワイファイ スキッド ビンゲン ション マサキ トンキロ レシー サヘル スリット レッシブ ナイス ブローチ フレー リスト ナビメリノ ジャズ フェンス りっさ サード だむら ターゲット
二人が急いで墜落現場に向かうと、そこには、褐色の肌を持ち、見慣れぬ服を着た少女が倒れていた。言葉すら通じない少女に困惑しながらも、ひとまず村長に報告し、その指示を仰ぐことにした二人。しかし村長からはきっぱりと、少女を村から追い出すように命じられる。
何とか説得を試みようとするファラ。そのとき、突然に村長宅の壁が激しく崩れ、褐色の肌の男が現れる。少女同様に異なる言語を操る男に、訳もわからないままいきなり襲撃されるが、リッド・ファラの二人で何とかこれを撃退する。しかし、結果として三人とも村を出て行かざるをえなくなってしまった。
ここから始まる物語は、やがて二つの世界全体を巻き込む大問題へと発展していくこととなる。そこには、一人の救われない少女の過去があった……。
「エターニア」と呼ばれ、「インフェリア」と「セレスティア」の2つの世界からなる。2つの世界は「オルバース界面」と呼ばれる境界を挟んで向かい合っており、インフェリアから空を見上げるとセレスティアの地上が、セレスティアから空を見上げるとインフェリアの地上が見える。2つの世界の交流は約2000年前から途絶えており、それぞれの世界で独自の文化が栄えている。
また、万物の働きを司る存在として「晶霊」と呼ばれる無生物でも生物でもない霊的な存在がおり、彼らの働きを利用した技術や学問が発達している。また、晶霊を統括する「大晶霊」も存在しているが、彼らが人前に姿を現す事は滅多に無い。
インフェリア
リッドやファラが住む世界。緑豊かな温暖な気候。水・風・火・光の晶霊がいる。
住人は王族、貴族、平民の3つの階級に分けられ、自らの身分を示すチョーカーを身に着ける事が義務付けられている。王族や貴族の権力が絶対的なものとなっており、王族や貴族には平民を見下す者が多い。しかし、それが当たり前のことと教えられてきたために不満に思うことはなく、セレスティアのように革命を起こそうと考える者はおらず、平和に暮らしている。保守的な性格の人間が多い。
創造主セイファートを神とするセイファート教が布教しており、政治的な影響力も強い。
交流が途絶えている間にセレスティアに対する誤ったイメージが定着しており、セレスティア人は「満月の夜に角が生え、人を喰らう凶暴な蛮族」とされている。
クレーメルケイジに捕獲した晶霊の力を利用して、魔術的な現象を引き起こす「晶霊術」が発達しており、クレーメルケイジを持つ晶霊術士が存在する。晶霊の力を科学的に利用する技術の研究も進められているが、実用化には至っていない。
セレスティア
メルディが住む世界。インフェリアとは対照的に緑は少なく、全体的に薄暗い。地・氷・雷・闇の晶霊がいる。
セレスティア人は額にエラーラと呼ばれる宝石の様な物体があり、肌の色は黒く、公用語として晶霊の言語であるメルニクス語が用いられる。子供でも10歳になれば成人とみなされ親元を離れて暮らす。
セレスティアを支配する存在として領主がいるが、次なる領主の座を狙う革命家達が多数いて争いが絶えない。このことからセレスティア人には実力主義・競争社会的な考えが浸透しており、また、人は皆平等でインフェリア人のように身分などの上下関係もない。セレスティア人にファミリーネームが無いのもこのためである。
晶霊の力を科学的に利用する技術が発達しており、晶霊の力を利用した街灯やポンプなどが街中で普通に利用されている。反面、晶霊術は発達しておらず、晶霊術士は殆どいない。
オルバース界面
インフェリアとセレスティアの間に存在する境界。オルバース界面を境にして重力が逆転している。界面にはセイファートリングという巨大な円環状の物体が浮遊している。
セイファートリングの中央には黒体と言う黒い球体が浮かんでいる。あるときから出現し、徐々に大きさを増している。インフェリアのセイファート教において黒体は、セイファート再臨の予兆とされている。
システム
戦闘システム
アグレッシブ リニアモーションバトルシステム(A-LMBS)
このシステムの最大の特徴は、中級以上の術の使用中でも他のキャラは行動できるようになったことである。他には通常攻撃が最大3回まで出せたりなど。戦闘が格段にスピーディになり、演出も迫力あるものになった。
また、HP・TPウインドウがキャラクターとゲージの個別表示になり、シンプルなものに変更された。これらは以降のテイルズオブシリーズにも導入されており、戦闘システムの基礎となった。
C.ケイジ
クレーメルケイジのこと。キールとメルディの2つのクレーメルケイジがあり、晶霊を振り分けることで様々な術が使えるようになる。また、晶霊の状態を確認したり、フリンジをして新たな術を発生させることも出来る。
晶霊の組み合わせによって使用できる術が変化するので、組み合わせによっては特定の術が使えなくなってしまう。また、晶霊の振り分けを反映させるには一度フリンジする必要がある。フリンジをすると晶霊の活力は平均化される。
晶霊の活力は戦闘で術を使うことでたまっていく。またはアイテムを使って活力を上げることが出来る。活力が高いとその晶霊に対応した術の詠唱時間が短くなり、活力がMAXになれば大晶霊の召喚が可能になる。ただし活力がMAXの時に術を使ったり大晶霊の召喚をすると活力は下がる。
テクニカルスマッシュ
ある条件を満たして敵を倒すと「TECHNICAL SMASH + ○%」と表示されることがあり、これが表示されるとアイテム入手率が上がる。
戦闘ランクを上げる、フリンジによってある晶霊術を発生させる、特殊なアイテムを装備する等でテクニカルスマッシュ発生のボーナスが上がる。
テクニカルスマッシュ発生の条件は連続攻撃で倒す・複数の敵を同時に倒すなど、様々なものがある。
戦闘評価
戦闘終了後、戦闘内容を100点満点で評価したもの。
本作では評価点として以外の役割が無く、高得点を出しても特にメリットは無い。グレードショップといったものも無い。
これと同じく「称号」も本作では飾りのようなもので基本的に効果は無い(例外でキールの「ドクターミンツ」のみ効果がある)。
秘奥義
名前の通りその存在は隠されている。特定の条件下で、ある奥義が秘奥義に派生し、その際にはカットインが入り演出も派手なものになる(他にカットインが入る術はゼクンドゥス戦のインディグネイションやフォッグのエレメンタルマスター、ゲストのクレス・ミント・リオンなどにある)。
さらに秘奥義以上に隠された術「ブルーアース」もある。完全発動すると経験値10万などの効果がある。
エンカウント
敵との遭遇方式は、フィールド上で敵が確認出来ない「ランダムエンカウント」。
また、本作はフィールド上で昼→夕→夜→朝と時間の流れがあり、時間帯によって出現する敵の種類や敵の出現率などが変化する。地形によっても敵の種類や出現率は変化する。昼・街道では敵との遭遇率が低く、夜・森では強い敵と遭遇しやすい。
キャンプ
フィールド上のどこでも、さらにダンジョンの特定の場所でキャンプができる。キャンプをするとHPが全回復し、フィールド上でキャンプを終えると強制的に昼になる。
また、「キャンプスキット」が始まり、キャラクター達の会話が聞ける。キャンプスキットとは別に「ヒントスキット」というものもあり、こちらはキャンプ中でなくても聞くことが出来る。
料理
テイルズオブシリーズ定番のシステムのひとつ。食材を組み合わせて料理をすると、HP回復など様々な効果が得られる。
基本的に一食作るとおなかがいっぱいになり食べられなくなるが、戦闘をこなせばまた食べられる。料理失敗の場合は成功するまで作ることが出来る。失敗した時の方が熟練度の上がりは早い。
リッドやファラなどインフェリア人はインフェリア料理の成功率が高く、メルディなどセレスティア人はセレスティア料理の成功率が高い。また、料理画面で“♪”の表示はそのキャラの好物を表しており、好物を食べるとそのキャラのみ通常より高い効果が得られる。
料理のレシピを増やすには、町などで色々な物に擬態している「ワンダーシェフ」を探し出すことで習得出来る。
マスター料理というものがあり、同じキャラで特定の料理の熟練度をマスターすると習得する。マスター料理は通常の料理より高い効果や特殊な効果が得られる。
「やみなべ」は最初から覚えている料理だが、効果はランダムでダメージを受けることもある。使用する食材もランダム。
キャラクター
パーティキャラクター
リッド・ハーシェル (Rid Hershel)
インフェリア人
18歳・身長178cm・体重62kg。
声:石田彰
本作の主人公。インフェリアのラシュアン村に住む猟師の青年。ファラとキールとは同じ村で育った幼馴染であるが、ファラには何かと振り回されがち。
のんびりと空を見上げているのがお気に入りで、平穏で静かな生活を望んでおり、猟師として分相応な生活を求めていたが、メルディと出会いファラに連れられて旅に出ることになる。当然、そのことについて本人は嫌っているが、敵対していたレイスが身を挺してまで助けてくれた時から、大切な人を守るため、そしてその人を応援するためにまずは自分が頑張ろう、と戦うことに前向きな姿勢を見せはじめる。
前述通り変化を嫌う保守的な性格で、「食べたいときに食べたいだけ食べる、寝たいときに寝たいだけ寝る」「何も起きず平穏ならそれが一番」というリッド節が信条。また、他人に干渉するのも干渉されるのも嫌うリッドにとってファラは特別な存在である。しかし、他のメンバーが緊迫している状況でもしばしばこれが出てしまうため、周囲から呆れられることも少なくない。冷静ではあるが、どちらかというと脳天気な性格である。
幼馴染のキールとは皮肉を言い合うなど口喧嘩が絶えないが、彼の目線からの幼少期の過去を知ったことで彼の内面を気遣うようになり、皮肉もあまり言わなくなった。
食べることに関してはかなり意欲的。お化けや怪談が苦手(幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマ)。音痴であり、歌を歌った時はファラから「それは音楽じゃない」と言われてしまった。
剣術に天賦の才を見せ、我流であるにも関わらずその腕前は中々のもの。“神の力”である「極光術」を扱うための素質(「フィブリル」と同義)を持っており、メルディに触れると虹色の光が出る。
剣・槍・斧を装備可能。
TOAに闘技場でゲスト出演している。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー』にエターニアキャラで唯一出演している。『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』にも引き続き出演。TOHでは援護攻撃キャラとしてゲスト出演している。
ファラ・エルステッド (Farah Oersted)
インフェリア人
17歳・身長161cm・体重46kg。 B83・W58・H84。
声:皆口裕子
本作のヒロイン。ラシュアン村育ちの農家の娘。リッドとキールとは幼馴染。
普段は畑仕事を手伝っている。料理上手で彼女が作るオムレツはリッドの好物。口癖は「イケる、イケる!」。
表面的には正義感が強く、元気で快活な少女。しかしその胸の奥には、幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマも抱えている。そのため、意識的にしろ無意識的にしろ、自身の幸福を禁じ、病的なまでに他者に尽くそうとする傾向がある。レイスにその事を指摘され過去の傷から目を逸らしている己に気付き、過去の自分と向き合うようになる。
そそっかしいところがあり、本人が良かれと思ってお節介をやいても空回りして結局トラブルメーカーになりがち。その都度尻拭いをさせられる事になったため、リッドは彼女のブレーキ役になっている。
親分肌であり幼馴染であるリッドやキールから恐れられているものの、何だかんだで慕われている存在。女の子らしい一面ももちろんあり、日焼けを気にしたりアレンデ姫の体型に憧れたりと、年相応な悩みを口にすることも。
力でリッドに勝つために村の近所にあるレグルス流の格闘道場に通っていた経験から、徒手空拳での戦闘や体術・気功術に長け、籠手やブーツによる殴打・蹴撃技や闘気の応用を駆使して戦う。また、気功による癒しの術も扱える。特技、奥義による連携は無く、地上技、対空技、空中技、強打技で連携となる。OPでは大型のモンスターを一発で蹴り飛ばす荒業も披露する。
メルディと共にTOSに闘技場でゲスト出演している。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演。
キール・ツァイベル (Keel Zeibel)
インフェリア人
17歳・身長174cm・体重51kg。
声:保志総一朗
リッドとファラの幼馴染。
7歳のときに、両親と共に生まれ育ったラシュアンを去り、学問の町ミンツに移り住む。13歳で学問の才能を見出され、ミンツ大学に飛び級で入学。現在は同大学の最難関こと光晶霊学部に所属する学士。
昔から運動神経は鈍く泣き虫で、活発なリッド・ファラにからかわれるのがお約束だった。そんな自分に幼い頃から劣等感を持っていたような一面も垣間見え、(彼がもともと学業に没頭するのもコンプレックスを取り払うため)現在でも他のメンバーと比べるとあまりにも体力不足が目立つ。
その一方、知識欲は非常に旺盛で、大学に飛び級入学するだけあって並外れた頭脳を持つ。しかし知識のほとんどを百科事典の丸暗記で得るなど、理論面に偏重し、融通がきかない一面もある。何かことが起きる度に滔々と専門事項について解説する衒学趣味の癖もある。RPGにおける解説役の役割を果たす。しかし、あらゆる憶測を全く信じないがゆえに勘が鈍くなり、序盤はそのことでパーティメンバーの足を引っ張ることになる。
嫌いなものは辛いもので、幼少の頃、ファラによってタバスコを無理矢理飲まされたのが原因らしく、エビチリの習得率が全体的に異常に低い。セレスティア料理も口に合わない模様。
当初はメルディの事を自分の出世(王立天文台に就職するという夢)のために利用価値がある、くらいにしか認識しておらず、ファラに咎められるような態度を取ることもしばしばだった。しかし共に旅を続けていく中で、自分に学びの機会を与え、そしてそれを手伝ってくれたことでメルディに感謝の念を持つようになり、徐々に打ち解けていく。
晶霊術の使い手で、様々な攻撃術や回復術を習得する。一部の術を除き使用できる晶霊術はメルディと共通している。クレーメルケイジに入れた大晶霊の組み合わせによって使用できる晶霊術は大きく変わる。
メインキャラクターの中で唯一他のテイルズオブシリーズにゲスト出演していない(なりきりダンジョン系やファンダム等外伝作品には出演している)。『テイルズオブファンダム Vol.1』の晶霊探偵! 〜キール・ツァイベル最後の事件?〜 では準主役を務めている。『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演し、TOSでのファラ、メルディ、TOAでのリッドに続きついに3Dモデル化した。
メルディ (Meredy)
インフェリア人(父)とセレスティア人(母)のハーフ
16歳・身長157cm・体重45kg。 B80・W56・H82。
声:南央美
褐色の肌に紫の髪と瞳を持つ少女。
セレスティアの著名な晶霊技師ガレノスの弟子で、技師の卵。彼女自身も晶霊術の才能がある。彼女の両親もガレノスの下で研究を行っていた。
クレーメルクラフトという飛行機械に乗って対面世界セレスティアからインフェリアへ渡ってきたが、ラシュアンの森の中に墜落し、リッドとファラに助けられる。しかし、セレスティアの公用語は「メルニクス語」という、インフェリアでは古代語とされる特殊な言語であるため、リッド達と出会ったときは言葉すら通じなかった。モルルに住んでいるマゼット博士からオージェのピアスをもらうことでやっと仲間との意思疎通が可能になり、エターニアの危機を訴え、リッド達に世界を救うための助力を求めた。
少々片言なしゃべり方をする。(その後の特典DVDでは本当は普通に話せると言ってる。)中でも特徴的なのが「バイバ!(驚きを表す言葉。メルニクス語の英語表記ではwow)」「ワイール!(喜びを表す言葉。メルニクス語の英語表記ではcool)」など。また、「 - の - 」が「 - が - 」になっている。この片言なしゃべり方はメルディ特有のもので、セレスティア人のしゃべり方が特殊な訳ではない。キールに言葉遣いを直すようしょっちゅう注意されているが、なかなか直らない。
普段来ているピンクのワンピースは、旅立つ前にファラが着せたお古。元々着ていたセレスティアの服の上からすっぽりかぶっている状態。元々セレスティアで着ていた服は真っ白いワンピースである。この服装は序盤とオープニングで少し見ることができる。セレスティアではよく着ていると言われているが、彼女以外着ているセレスティア人を見ない。
リズム感覚に優れており、何かとよく踊り出す。ジイニではダンスのミニゲームまで登場した。
かつて実の母親から人体実験を繰り返された挙句に捨てられた経験から、他人から見捨てられることを極度に怖れる面がある。そのためかバリルとの関係をなかなか皆に言い出せなかった。彼女の言動が年齢の割りに幼いところがあるのも、過去の傷が影響している。
“闇の極光”に対する素質がある。そのため“真の極光”の素質を持つ者(リッド、レイス)に触れると反発が起こり、「フィブリル」と呼ばれる虹色の光が発生する。
いつもクィッキーというペットを連れており、戦闘時には晶霊術を使うほか、クィッキーも攻撃に参加する。彼女の武器はクィッキーに指示を与えるための笛。
ファラと共にTOSに闘技場でゲスト出演している。TOAではナム孤島に彼女の衣装(ファラのお古のピンクのワンピース)がある。
チャット (Chat)
セレスティア人(ただし、曽祖父であるアイフリードの妻がインフェリア人であったとする説もあるため、多少の混血である可能性は高い)
12歳・身長146cm・体重38kg。 B76・W55・H77。
声:野田順子
セレスティアの海賊。かつて世界中を荒らしまわったと伝説に名高い大海賊・アイフリードの四代目の子孫。
チャームポイントは体に合わぬ大きな海賊帽。その服装や金色の短髪、海賊と言う肩書きなどから一見男の子のように思えるが、実は女の子でありボクっ娘。ちなみに、フォッグには何度も自分は女だと主張しているが、坊主と言われてしまう。とはいえお互いに信頼できているのか、アイラに続いてフォッグの「アレ」を多少通訳することができるようである(キャンプスキットにて)。大人びた口調で常に丁寧ではあるものの、ときに慇懃無礼ともいえる態度を取る。
先祖のアイフリードに強く憧れており、彼のような立派な海賊になりたいという夢を抱いている。両親は健在だが、海賊を快く思っていない模様で、彼女からは反感を持たれている
また、俗に言う機械フェチである。彼女の小屋はアイフリードのトラップや独自の改造でからくり屋敷と化している。理解不能なセンスと奇抜すぎる改造手法は、血筋以外の何者でもない。機械に関しての知識はあるが、暗算は苦手。
愛する機械を毛だらけにする動物全般が苦手で、特にバンエルティア号を隅々まで走り回るクィッキーは天敵。好きな食べ物は甘いもの。
メルニクス時代の遺産であり、アイフリードの形見でもあり、セレスティア七大秘宝の一つにも数えられる万能艦「バンエルティア号(「富」という意味。メルニクス語の英語表記ではWealth)」を操り、先祖の遺した財宝を探している。チャットの小屋をくぐり抜けてくるほどの実力を備えたリッド達を子分とし、彼らの旅に加わる事になる。なお、彼女を戦闘メンバーに加えずにゲームを進めることも可能である。また一時加入であるレイスを除くメインメンバーで唯一カットインがない。
戦闘時にはバッグを振り回し、ピコピコハンマーを始めとする海賊道具を駆使して戦う。メンバーで唯一カウンターが可能、またアイテム硬直がほかのキャラの三分の一程度。
TOD2にて「チ・・ト」と名前が書かれているアヒル人形が登場する。TOAには彼女の人形が登場する。また、『テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー2』に出演。バンエルティア号も共に登場する。またこのゲームでは勝利ポーズがリッドなどのように原作を意識したものではなく完全に別のポーズとなっている。
フォッグ (Fog)
セレスティア人
38歳・身長185cm・体重92kg。
声:江原正士
セレスティアの自由軍・シルエシカのリーダー。常識外れの頑丈さや無尽蔵な体力などから、「不死身のフォッグ」の異名をとる。
屈強な体格から受ける印象通り、豪放磊落な性格で細かいことには全くこだわらない。どんな苦境も豪快に笑い飛ばして突き進むポジティブ思考の持ち主だが、深く考えるのが苦手で、ボキャブラリーの不足から会話の端々がしょっちゅう「アレ」になってしまう。また、他人の心情を察する、などの細かい気遣いも不得手。それでも、天性のカリスマ性や器の大きさで、シルエシカメンバーからは深く慕われている。だが、自由軍の実務は内外を問わず、副官のアイラがほぼ全面的に請け負っている。
そんな彼にも絵師の妻がいるのだが、その妻はある事情から数年前に放浪の旅に出てしまい、現在は行方不明である。
妻の帰りを待つ間、彼女が可愛がっていたミアキスのデデちゃんを溺愛している。そのためか自由軍の合言葉は「ミアキスを胸に」になってしまっており、団員の証のバッジもミアキスをかたどっている。
意外にも博識で、キールの考察していた小難しい内容にもあっさりと意見を出し、「幼稚園の時に暗記させられた」と言ってキールを驚かせた。
ヴァンスという親友がいたが過去の戦いで死亡している。妻が放浪の旅に出てしまったのはその事に関係している模様。
武器は強力な破壊力のあるバズーカで、打撃用武器としても使用する。
イベントで一時的に仲間になるが、その後はパーティに入れておくかをいつでも選べる。この「入れる、入れない」は、彼自身の特技習得イベントにも関係がある。
レイス (Race)
インフェリア人
25歳・身長182cm・体重76kg。
声:磯部弘
レイスの名でリッドらの前に現れた謎の商人。その正体はインフェリア王国の元老騎士で、セイファートキーの導きに従ってインフェリア中を旅して回り、その過程でリッドらに注目するようになる。
かなりの美形で、幅広の帽子とその帽子に挿したドエニスの花がトレードマーク。本名はレイシス・フォーマルハウト(Rassis Fomalhaut)。
現在のインフェリア王・グルノーレ二世の隠し子であり、庶子。その妾である母・ロナは王の正妻であるセルディア王妃によって服毒自殺に追い込まれている。これが原因で、王も王妃も彼に対して少なからず負い目を感じており、元老騎士という高い位を与えている理由の一つになっている。また普通なら王と王妃を恨んでもおかしくないだろうが(否恨んでいるが)表に出さないのは、王の生き方を否定するのは母を否定するのも同然、と考えているからである。
リッド達と出会い、王は絶対ではないという思いを強くするが、一時は迷いがありつつも王命に従い敵対することになる。しかし世界を救うために行動するリッド達に協力しようと決意し、彼らを追いセレスティアへと向かう。
“フォーマルハウト”という姓は、平民出身だった母・ロナが後宮に入るときに、王から与えられた「伯爵夫人」の称号。元々の母方の姓は“ウィンディア”である。インフェリアでは一般に“レイシス・ルエイン”として名が通っているが、これも上記のような複雑な事情を含んだ上での偽名である可能性も高い。
物腰や振る舞いからは想像もつかないが、セレスティア料理を気に入るほど味オンチ。好物は「えびのしっぽ」でじゃりじゃりした食感がたまらないらしい。
リッドとは違い細身の剣を扱い、盾は持たない。しかし、剣術の腕はリッドを遥かに上回り、リッドと同じく「フィブリル」と呼ばれる「極光術」の素質を秘めている。
シゼルの闇の極光術をリッド達の身代わりに喰らい、同じフィブリルを持つリッドにセイファートキーを託し、死亡してしまう。
PS2版TODで彼の帽子をかぶったモンスターがいる。彼の技のパロディ的な技「ひゃっほう壁(極光壁のパロディ)」を使う。
外伝では意外と出番が多く、テイルズオブファンダムでは本来面識のないチャットやフォッグやアイラとの会話もある他、なりきりダンジョンでは最後までパーティーから離脱しない。
大晶霊
インフェリアの大晶霊
ウンディーネ (Undine)
声:住友優子
「水」の大晶霊。落ち着いた女性の姿をしている。穏やかな物腰で、大晶霊達をまとめるリーダー的存在。
三つ又の槍・トライデントを愛用する。
召喚すると、水圧を利用した連続攻撃を敵に与え、パーティ全員のHPを回復してくれる。
スキットでメインキャラ達の子供時代に出した手紙を読む。どこで入手したのものなのかは不明。
なお、ウンディーネとイフリートの担当声優である住友、稲田は以降のテイルズオブシリーズにも同じ精霊役で出演している。
シルフ (Sylph)
声:町井美紀
「風」の大晶霊。背に羽を持った、幼い少年の姿。中身も非常に子供っぽい性格で、のんびりしたノームとはテンポが合わず、苦手に感じている。
武器は主に弓矢を使用するが、召喚術では敵を一点に集めて吹き飛ばす技を使う。
イフリート (Efreet)
声:稲田徹
「炎」の大晶霊。筋骨隆々とした男性の姿を形成する。豪快かつ荒っぽい性格。セルシウスに好意を抱いているが、なかなか受け入れてもらえずにいる。
ちなみに難易度がハードの状態で彼と戦闘をすると、隠し晶霊術の一つであるエクスプロージョン・ノヴァを使ってくる。難易度が普通の状態でも他の大晶霊よりも体力が高く、倒すのも少々苦労する。
本来脚はないのだが「クレーメル・ケイジ」に入って縮小化しているときには何故か脚がある。
シルフ曰く「ボクみたいに大人じゃない」。
出現時の前口上は「我が灼熱の魔手にて、灰塵と化せ」。
レム
声:町井美紀
インフェリアの根元精霊を統括する「光」の大晶霊。六枚の羽を生やした高貴な女性の姿。水・風・火の大晶霊を介さない限り、姿を現すことはない。
「光の橋」を管轄しており、資格があると判断したものをインフェリアからセレスティアへ送っている。リッド達を送った後、レイスもこれでセレスティアへと送った。
召喚すればHPが0のメンバーでも全回復してくれる。
エターニアオンラインで初めてフェイスチャットが登場している。
セレスティアの大晶霊
ノーム (Gnome)
声:石川英郎
「地」の大晶霊。他の大晶霊と比べると少々可愛げな格好をしている。大きな鼻とナイトキャップが特徴。
とことんマイペースでおっとりしており、特にシルフとは反りが合わない。
セルシウス (Celsius)
声:野田順子
「氷」の大晶霊。人間の少女に近い外見。暑苦しいアプローチをしてくるイフリートが苦手で、またそんな苦手意識を持ってしまう自分を大晶霊として恥じる一面もある。グランドフォールの影響で我を失い町を凍り漬けにしていたが、本来は人間を大切に思っている。
格闘技を得意とし、拳打に凍気を組み合わせた技が主な戦法。彼女との戦闘では、主にファラと同じ技を使う。
プレイヤーの間では人気の高い晶霊であり、第1回人気投票では数多い仲間キャラ達を押し退けて4位にランクインした(第2回では9位、第3回では20位、第4回では29位)。テイルズオブシリーズの外伝作品にもたびたび登場しており、『レディアントマイソロジー2』ではプレイヤーキャラとして使用出来る。
ヴォルト (Volt)
声:高塚正也
「雷」の大晶霊。電気を帯びた球体を形成する。機械的でカタコトの会話が特徴的。フェイスチャットには出演しない。
シャドウ
声:江原正士
セレスティアの根元精霊を統括する「闇」の大晶霊。双刃の槍を振るう騎士の姿で現れる。
レムと共に、リッドに強力な剣・エクスカリバーを授ける。
隠し晶霊扱いで、契約しなくてもストーリーは進む。
フェイスチャットには出演しない。